取手市長選は「自共対決」で決まり。共産党市議が立候補表明
茨城・取手市長選に市議が立候補を表明
(『産経新聞 THE SANKEI NEWS』 3且30日)
統一地方選として行われる取手市長選(4月16日告示、同23日投開票)で、共産党市議の小池悦子氏(47)が30日、同市内で記者会見を開き、無所属新人で立候補すると表明した。会見で小池氏は「命の平等を柱として、地域で生きる一人一人の暮らしを守り支える、安心の取手を作っていきたい」と述べた。
小池氏は会見後、同日付で市議を辞職。市民団体「希望の取手をつくる会」と政策協定を結ぶほか、共産党の推薦を受ける。同市長選には自民党県議の中村修氏(61)が無所属での立候補を表明している。


(中村修前県議=左=と小池悦子前市議)
市民団体「希望の取手をつくる会」の共同代表の一人は10年前まで取手市職員だった根本和彦氏。「くらしと平和を守るネットワーク取手」の事務局、「フクシマを忘れない3・11 STOP原発 県南総行動」などを主催者の一員だ。
「非自民の候補者を(支援できないか)模索していく」と言っていた日本維新の会の石井章参院議員は、「非自民の候補者」が共産党市議では「模索」もできないだろうから、取手市長選は選挙戦としては盛り上がりゼロで終わりそうだ。